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松下 佳代 教授

松下 佳代 教授

Kayo MATSUSHITA

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教育・人間科学講座
専門:教育方法学(Educational Methods)
  • email:matsushita.kayo.7r[at]kyoto-u.ac.jp

広く大学教育における教授・学習を研究対象にしているが、特に関心があるのは、能力論(〈新しい能力〉)、学習論(ディープ・アクティブラーニング)、評価論(パフォーマンス評価)。元は初等・中等教育を専門にしていたこともあり、高等教育との共通性と差異に着目して研究と実践支援を進めている。中学時代は走り幅跳び、大学時代は熱気球。跳ぶ(飛ぶ)のが好き。

主要業績

  • 松下佳代(2021)『対話型論証による学びのデザイン―学校で身につけてほしいたった一つのこと―』勁草書房.
  • Matsushita, K. (Ed.). (2017). Deep active learning: Toward greater depth in university education. Springer.
  • 松下佳代 編(2010)『〈新しい能力〉は教育を変えるか?―学力・リテラシー・コンピテンシー―』ミネルヴァ書房.
飯吉 透 教授

飯吉 透 教授

Toru IIYOSHI

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学術情報メディアセンター、教育社会学講座(協力教員)
専門:教育イノベーション・高等教育システム(Educational Innovation, Higher Education Systems)
  • email:iiyoshi.toru.6m[at]kyoto-u.ac.jp

激動する21世紀において、大学をはじめとする高等教育システムが文化的・制度的にどのように進化し、新たなテクノロジーがどのような教育イノベーションをもたらすかや教育の国際化に関心がある。専門領域は、教授システム学・教育工学・オープンエデュケーション。東京に生まれ育ち、在米生活20年近くを経て京都へ。趣味は多彩だが、総じて奇抜でユニークなものや仕組みを好む。

主要業績

  • 飯吉透(2021)「高等教育2050に向けた展望 ―日本の大学における教育的ICT活用の推進を巡る可能性と課題―」『高等教育研究』 第24巻, 11-31, 高等教育学会.

  • 梅田望夫・飯吉透(2010)『ウェブで学ぶ―オープンエデュケーションと知の革命―』筑摩書房.

  • Iiyoshi, T., & Richardson, C. R. (2008). Promotion technology-enabled knowledge building and sharing for sustainable open educational innovations. In T. Iiyoshi & M. S. V. Kumar (Eds.), Opening up education: The collective advancement of education through open technology, open content, and open knowledge. Cambridge, MA: MIT Press.
田口 真奈 准教授

田口 真奈 准教授

Mana TAGUCHI

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教育認知心理学講座
専門:教育工学(Educational Technology)
  • email:taguchi.mana.3z[at]kyoto-u.ac.jp

教育実践、特に大学における授業実践をフィールドとして、主にアクションリサーチの手法で教授-学習について研究を行っている。授業でのメディア利用や遠隔教育を対象として、ICTが教授-学習過程にどのように作用するのかを明らかにし、それらの知見をもとにツールの開発をおこなったり、実践のモデル化を行うことで教育実践に寄与することを目指している。好きなことは、食べること、料理を作ること、育児記録をつけること。子供ってホントに面白いなあと日々、楽しませてもらっている。

主要業績

  • 村上正行・田口真奈 編著(2020)教育工学選書II『教育工学における大学教育研究』ミネルヴァ書房.
  • 田口真奈・後藤崇志・毛利 隆夫(2019)「グローバルMOOCを用いた反転授業の事例研究―日本人学生を想定した授業デザインと学生の取り組みの個人差―」『日本教育工学会論文誌』42(3), 255-269.
  • 田口真奈・出口康夫・京都大学高等教育研究開発推進センター(2013)『未来の大学教員を育てる―京大文学部・プレFDの挑戦―』勁草書房.
酒井 博之 准教授

酒井 博之 准教授

Hiroyuki SAKAI

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国際高等教育院、教育認知心理学講座(協力教員)
専門:教育工学・オープン・エデュケーション(Educational Technology, Open Education)
  • email:sakai.hiroyuki.2v[at]kyoto-u.ac.jp

大学教育の質的向上を促進させるためのICT利用に関する実践研究をおこなっている。最近では、個別教員・教員コミュニティ・組織の各レベルにおける多様な教育改善の取り組みを効果的に可視化・共有化するためのオンライン支援環境の構築に関心がある。

主要業績

  • 酒井博之・岡本雅子・喜多一(2022)「一般情報教育の演習科目における受講者によるルーブリックの自己評価-オンライン授業の受講経験と分野の違いに着目して-」『情報処理学会論文誌教育とコンピュータ(TCE)』8(2), 91-106.
  • Shigeta, K., Sakai, H., Inaba, R, Tsuji, Y., & Hiraoka, N. (2021). The current status of open education practices in Japan. In A. Marcus-Quinn, & T. Hourigan (Eds.), Handbook for online learning contexts: Digital, mobile and open (pp. 175-182). Springer.
  • 酒井博之・辻靖彦・稲葉利江子(2016)「高等教育におけるICT活用に関する大学規模による分析」『日本教育工学会論文誌』39(Suppl.), 69-72.
佐藤 万知 准教授

佐藤 万知 准教授

Machi SATO

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教育社会学講座
専門:高等教育研究、東南アジア研究(マレーシア)(Studies in Higher Education, Southeast Asian Studies [Malaysia] )
  • email:sato.machi.5r[at]kyoto-u.ac.jp

制度や組織の仕組みと大学教員個人の営みとの関係に関心を持ち、研究と実践の架橋に取り組んでいます。研究では、大学教員を大学教員たらしめるものはなにか、を視点として大学院段階から異なるキャリアステージ、分野の大学教員を対象に考察しています。実践では、組織的教育活動を活性化する場と文化づくりを目指して活動しています。何かと観察するのが趣味です。

主要業績

  • 佐藤万知・ワン チャンダ(2022)「多民族国家のアイデンティティ形成と大学教育―マレーシア―」米澤彰純・嶋内佐絵・吉田文編著『学士課程教育のグローバル・スタディーズ:国際的視野への転換を展望する』明石書店,第4章.
  • Kelly, F., Manathunga, C., & Sato, M. (2021). Decentering the author/celebrating the typist in doctoral thesis acknowledgements. In C. Badenhorst, B. Amell, & J. Burford (Eds.), Re-imagining doctoral writing (Chapter 10). The WAC Clearinghouse, University Press of Colorado.
  • 佐藤万知(2020)「大学教授職の役割細分化現象と課題:オーストラリアの教育担当教員を事例に」『名古屋高等教育研究』(20), 213-234.
ブラザーフッド トーマス 講師

ブラザーフッド トーマス 講師

Thomas BROTHERHOOD

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専門:高等教育の国際化、移民研究(Internationalisation in Higher Education, Migration)
  • email:brotherhood.thomas.4v[at]kyoto-u.ac.jp

私の研究は、高等教育と移民の関係に関するものである。そのため、国際化のプロセスに関心を持っており、特に留学生、国際教員・研究員、およびその扶養家族を含む移民の経験に焦点を当てている。現在進行中のプロジェクトは、「移民仲介機関」としての大学の多様な役割を探ること。このプロジェクトは、現代の移民の流れの中心にある大学の立場を理解し、強調することを目指しており、より広範な研究課題の一部となっている。また、学生とのおしゃべりや、週末にアウトドアを楽しむことも大好き。京都の豊かな自然の中で、ロードバイクやハイキングを楽しんでいる。

主要業績

  • A.S. Patterson, T. Brotherhood (2024). The Institutional and Social Support Survey (ISS-10): Quantifying international faculty language support. Higher Education Quarterly, 78(3):1081-1098.
  • T. Brotherhood (2023). Lives on hold: Prospective international students and the #JapanTravelBan. Journal of International Students, 13(4):48-67.
  • T. Brotherhood (2023). A narrative exploration of agency in the education-migration nexus. Asia Pacific Education Review, 24:633-645.
  • T. Brotherhood (2023). Consolidating regulatory and personal accounts of student migration: a mixed methods study in the UK and Japan. Globalisation, Societies and Education, 21(1):33-54.

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