概要
現在の大学において、多様な学生たちを対象に、一般教育やリベラルアーツのカリキュラムを実施していく際には、多くの困難な課題に直面します。例えば、大人数のクラスで、当該分野を専攻しない学生たちをも授業に巻き込んでいくにはどうすればよいか、そういう授業を担当する教員にどんなFDを行うか、といった課題です。コースをどうデザインするか、クリッカーやクラウドソーシングをどう利用するかなどは、そうした課題を解決する糸口になることでしょう。今回は、このようなテーマについて、香港大学のコモンコアカリキュラムのFDシリーズ“Pizza, Pinot, and Pedagogy”を引き合いに出しながらお話ししたいと思います。
日時 | 2018年12月21日(金)13:00~15:00(受付12:45~) |
場所 | 京都大学吉田南1号館2階201号室 |
言語 | 英語(同時通訳なし) |
参加費 | 無料 |
定員 | 20名(先着順) |
申込方法 | 申込みフォームより事前にお申し込みください。 (締切:12月20日(木)) |
お問合せ | 京都大学高等教育研究開発推進センター事務室 e-mail:550center[at]mail2.adm.kyoto-u.ac.jp ※[at]を@に置き換えてください。 |
講師
ガヴィン・ポーター氏(Dr. Gavin Porter): マギル大学にて生理学で学士号、エモリー大学で分子薬理学にて博士号を取得。教育分野では、大学・職場でのゲーミフィケーション、LMS利用、経験学習など幅広い領域で研究を行ってきた。現在の関心は、オープン・エデュケーションの
リソースやFDなど。香港大学では、入試、高大接続、教育力開発、薬理学・神経科学科目の授業などに携わってきた。